料理しなくても健康に生きていけます

りょーりは、あいじょ〜❤️👵❤️

いいえ、料理は単なる加工技術です🍳✨

 

料理という行為について考えてみた。

 

そもそも料理とは、生食不可の物を可食化させる技術である。

(栄養価を上げる為、というのは今回は無視する)

 

食べ物は、基本的に生食可能か火を通すかに分類出来る。

生食可能

1.手間なし(果実、木の実、葉野菜)

2.皮を剥けば可能(皮の固い上記、魚※)

※素材の鮮度が高い場合のみ


火を通す必要あり

1.手間なし(肉、卵、芋、きのこ)

2.乾燥や脱穀した上で火を通せば可能(穀物

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本来であれば生食可能な物だけを食べていればよいのだが、かつての栽培技術のなかった時代では採取に限度がある。補助的に肉を食べる際、より安全性を確保する目的で料理を(火を通す)した。また、穀物が長期保存に便利という理由が料理を採用し続ける動機となった。

 

一方で、現代はいつでも生食可能な物が手に入る。

にも関わらず、料理をし続ける理由とは何であろうか。

・一回の食事で多くの栄養素を取得するため

穀物は主食であり、それを食べるため

・食文化の継承のため

 

上記の理由を鑑みたとき、生命を健康に維持するというシンプルな目的で考えると、生食可能な食品を主に食べ、たまに1〜2種類程度の食材を焼くか茹でるくらいの料理で充分なのではないかと思う。

 

それ以上の手間は、もはやグルメというレジャーである。

さらに手間暇かけた日本の家庭料理およびお弁当文化は、時にレジャーを超えて、まさに「料理は愛情」というスローガンのもと、家族に対する愛情(良妻賢母)を測る誤った指標として使われている。

 

いわゆる「ちゃんと料理されたもの」を食べる、食べさせる事が社会規範として求められるあまり、便宜的に惣菜や弁当を買った際、罪悪感から言い訳が必要になるというのは心身の健康の観点から言えば本末転倒である。

 

料理せずとも果実木の実葉野菜を食べればいい。たまに肉を焼けばいい。食事なんてそれで充分なのである。

 

その事に気付くだけで、もっと気楽に健康に生きていくことができる。