健康的「呪い」のススメ❤️

デジタル大辞泉「人を呪わば穴二つ」の解説

人(ひと)を呪(のろ)わば穴(あな)二つ

他人を呪って殺そうとすれば、自分もその報いで殺されることになるので、墓穴が二つ必要になる。人を陥れようとすれば自分にも悪いことが起こるというたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

 

要するに、「理不尽な目にあっても恨むな、我慢しろ、前を向け」

みたいな解釈でしょうか?

 

イヤです😜✨

理不尽な事をされたら恨みます、我慢しません、まだ前向きません。

 

なんでこんな言葉が広まっているんだろう🤔

きっと、身分の高い立場の人間に都合がよいからでしょうね。

「逆にお前もひどい目にあうぞ!」という恐怖心を植え付けることで下々の者を黙らせる・・・

 

 「お客様は神様です」by三波春夫

同様に、元々の言葉の意味が誰かによって都合よく別解釈され、それが有名になってしまうというケースがある。

 

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そもその「人を呪わば穴二つ」の由来は何かと調べたら、以下が出てきた。

陰陽師の仕事の中には、人を呪い殺すということもありました。

その呪術の際に、陰陽師は呪い返されることを覚悟して、呪う相手の分と自分の分の合わせて二つの墓穴を用意していました。

依頼であるとはいえ人を呪って命を奪うということは自分も呪い返されて当然とし、陰陽師は呪術で人を呪い殺すときは自分も命を落とす覚悟で挑んでいたのです。

 引用元:

なーんだ、一般人関係ないじゃん!

呪術使える人はバトルになるゾということですね。ジャンプ漫画かよ。

 

とかく、前向きでいることを強要される世間において自分の気持ちに寄り添うことが蔑ろにされていると思う。

結果、相手から呪い殺されるどころか思い詰めて自死(精神的な制止も含む)の状況に陥るなんて、完全に間違っている。

 

私は生きて楽しく暮らしたい!

そのためにも、理不尽な目に合ったら「いったん呪う(自分の気持ちに寄り添う)」ことは、その後心身ともに健康に生きていくうえで、とても大切な行為であると私は思う。