移住型が最も自然なのです

香山哲さんの「ベルリンうわの空」シリーズが楽しい😍

f:id:naccho55:20210802112858j:image

香山さんは自分の暮らしやすい場所を求めて、最初は国内、そのあとアジア→ヨーロッパと移動したのちドイツにたどり着いた。

そこで良いところ悪いところを自覚した上で、ベルリンに住むことを決めた。

「自然だな〜」

と思いました。

人は、年月とともに自分の置かれている環境が変化する。

それは身体の変化であったり、心境の変化であったり。

その中で、時には今暮らしている地域の環境が自分に合わない事が出てくる。

その時、最も自然な行動として「移動」がある。

かつて人間は移動型の生活であったが、作物を育てることで定住型の生活にシフトしていった。定住して資産を守る生活である。

すると、資産を守るために戦うようになったし、資産を増やすために他の部族に戦いを仕掛けるようになった。

当然、移動型の暮らしの時は安定した食料が供給できず飢えに苦しんだはずで、定住型で得られた物も計り知れないと思う。人口が増えた事で知恵が集まり、技術も向上した。

よって、資産を持ち歩かずに済み技術も発展した現在は、移動型の生活が最も適した時代であるといえる。

ただ、家族を持つと当然自分の都合とパートナー、子供の数だけ最適な場所が違ってくる。

(1人で暮らす場合を除く)

この問題を解決するには、もう少し頭の整理が必要そうだ。