山の手の内側でアメリカンインディアンを想う

午後に一万歩以上歩いた。

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先日、家族が見つけたという山の手内側の土地のみで2億近い物件を散歩がてら見に行ったのである。

その物件はバス通を一歩入った住宅密集地にあり、アドレスのキラキラ度に対して世帯じみたものであった。

「こういう感じで2億もするんだー」


かつて、アメリカの先住民が空や土地は神のものなのに売ったり買ったりするとはどういう事なのだと言ったという逸話があるが、そのことを物件を見ながらしみじみ思い出した。

人間、あまりにも自分と縁の無さそうな物件をみると「買いたい」とか「買えない」とかじゃなく、全然関係のない事を考えるのだなと感慨深く思った。